修学旅行以来の奈良市観光
みなさんは中学校の修学旅行の行き先はどちらでしたか?関東出身の私は京都と奈良でした。関東では関西方面、とくに京都・奈良が定番の行き先となっています。
ただ、当時は古都の風情や良さを感じることより、みんなとワイワイ楽しむほうがメインとなっていた気がします。スケジュールが奈良よりも京都のほうが多くの時間を割かれていたこともあり、正直なところ奈良に関しては東大寺の大仏がとにかく大きかったことと奈良公園に鹿がたくさんいたなという記憶が残っている程度でした。
大人になってからまた奈良を訪れたいと思っていましたが、ついに先日行くことができましたので少し紹介します。
東大寺
修学旅行で訪れたとき、まず建物の大きさに驚いた大仏殿(東大寺金堂)。
歩いてる人と比べてみるととても大きいのがわかります。
修学旅行のときとの違いは歩いている人の半分くらいは外国からの観光客だったことです。本当に海外からのお客様が増えていますね。日本の文化に興味を持っていただけるのは嬉しいことです。
目の前に現れる大仏様。迫力があります。像の高さは14.98m
虚空蔵菩薩と大仏様を横から
奈良公園
奈良公園と言えば、やはり「鹿」が有名ですね。
こんなに間近でみられます。
少し歩いたら鹿さんがいっぱい。このような光景があちらこちらで見られます。
奈良公園から春日大社に向かう途中、鹿せんべいを売っているお土産屋さんの前を通ると鹿さんたちが寄ってきました。つぶらな瞳でおせんべいを求めているのでしょうか。
でも私、おせんべい持ってないんです。期待させてごめんね。
おせんべいを買うお客さんが現れると人だかり、ではなく鹿だかりができていました。鹿せんべいをみると勢いよく求めてくる鹿もたまにいますので、餌をあげるときはご注意を。
春日大社
大宮
今年で創建から1250年とのこと。
本殿では結婚式が行われていました。ほんの僅かな時間でしたが袴姿の花婿さんと白無垢の花嫁さんをみることができました。凛々しくてこちらも気持ちがシャキッとしました。
朱色の柱と燈籠が続いていてとても幻想的です。春日大社には3000基もの燈籠があるそうです。
参道にも燈籠がたくさん並んでいます。これだけあると迫力がを感じます。
大宮から山に向かって右手方面には若宮を含めて15社のお社があります。春日大社の案内によると「人が生涯を送る間に遭遇する様々な難所をお守りくださる神々」がお鎮まりになっているそうです。それぞれが隣接しているのでそれほど時間をかけずにめぐることができます。
興福寺
イケメンとして話題になった阿修羅像など、たくさんの国宝や重要文化財のある興福寺。
五重塔
東金堂と五重塔
今回は訪れたのが夕方になってしまい残念ながらあまりみることができませんでした。次回はゆっくり見てまわりたいと思います。
さいごに
修学旅行以来の奈良。大仏の大きさなど景色は変わらないものの、やはり大人になってから訪れると受ける印象や興味がそのときとは違ってきます。
今回は午後からの半日観光で東大寺方面をまわりましたが、次回は奈良駅を挟んで反対のエリアにある平城京跡などを訪れたいと考えています。
修学旅行で訪れた方も、まだ奈良を訪れたことのない方も奈良で大人の修学旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。