コーヒー豆を買いに行ったら焙煎体験ができた「自家焙煎珈琲のんびり」(豊中市)
フリーペーパーに「煎りたて」のコーヒーを楽しめるお店が紹介されていたので、お家のコーヒー豆がきれたタイミングで豆を買いに行ってみました。
お店について
- ジャンル:コーヒー専門店
- 住所: 豊中市長興寺北1-5-27
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- (写真提供:lovely sweets)
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古民家の一部がカフェになっています。
コーヒー豆を注文
入り口付近に生豆が置いてあり、おすすめを聞いて100gを注文しました。
すると、「いまから煎るから席で待ってて」とのこと。
てっきりその日の朝などに煎ったものを量り売りされているのかと思っていたのですが、注文するその場で焙煎していただけました。
「煎りたて」のコーヒーを試飲
この日は豆だけ買うつもりでこちらに寄ったためカフェメニューの注文はしていなかったのですが、「待っている間にぜひ煎りたてのコーヒーの味を試してみて」と試飲用のコーヒーを頂くことができました。
色は普段飲んでいるコーヒーより薄め。一口飲んでみると
「これがコーヒーなの!?」
今まで飲んだことがない透き通った味がします。苦味もなく、とても大きな衝撃を受けました。
コーヒーの本来の賞味期限
店主いわく、「コーヒーは生鮮食品」なのでコーヒーを飲むと胸焼けがする、夜眠れないというのはコーヒーが賞味期限を過ぎてしまっているから起こることなんだそうです。
“珈琲のポジションは嗜好品ではなく、本当は生鮮食品です。
なので賞味期限があります。
焙煎したら7日が食品栄養学上の賞味期限です。
焙煎直後からどんどん酸化していきます。”jikabaisen-nonbiri.jimdo.com
鮮度の良いコーヒーは子供でも美味しく安心して飲めるとのこと。
「この前もね、幼稚園で焙煎教室をやってきたんだよ。」
「幼稚園生でも体験できるくらい簡単にできるんだよ、やってみる?」
いまここでできるんですか?? ぜひ、やってみたいです!
コーヒー焙煎体験
ということで、焙煎体験をしてみることに。
焙煎に使用した道具
・ガスコンロ
・ライト(焙煎中に豆の色をみるため)
・ほうろく(いりたて名人)
焙煎方法
コーヒー豆を入れたガスコンロの上で豆が焦げないように揺すりながら数分。
ポンポンと豆の皮が弾ける音がしてきます。
上から覗いてみると豆が茶色に変化していっています。理科の実験をしているみたいでワクワクしてきます。
「深煎りまでやってみましょうか」ということでしばらく揺すっているとまたパチパチとポップコーンを作るときに似た音がしてきました。豆はさらに深いこげ茶色に変わっています。
「はい、もういいよ!」
え?コンロの上で揺すっていたただけですが、これだけでいいの?
自分で焙煎した豆を食べてみた
右が焙煎前の生豆、左が焙煎後の深煎りの豆です。
「食べてみて。」「幼稚園生も美味しい!って食べてたんだよ。」
幼稚園生が食べられるの?苦くないの?
半信半疑で食べてみると香ばしくて苦味はほとんどありません。また驚きました。
購入したコーヒー豆とコーヒーの味
自宅のミルで挽くと普段購入しているもの以上にコーヒーの良い香りが広がりました。
コクはあるのにスッキリした後味です。
購入から1週間ほどたってもえぐみはなく美味しくいただけました。
最後に
「挽き立て」を謳うコーヒーが溢れていますが、コーヒーの味や香りに「焙煎してからの日数」がこんなに影響するとは。そして、コーヒーの焙煎はもっと本格的な道具や機械が必要なものかと思っていましたがガスコンロでもできるなんて、本当に目からウロコでした。
もちろんプロのように仕上げるには知識や技術が必要になりますが、自分で豆を煎るところから始めてみると自宅で飲むコーヒーもより一層美味しく感じられることでしょう。
なによりポップコーンのようにパチパチと豆を煎るのはとても楽しかったです。
お店では自分で煎った豆を挽いてその場でいただけるメニューや焙煎レッスンもあります。
みなさんも楽しくて美味しいコーヒー焙煎を体験してみてはいかがでしょうか。