一生に一度は訪れたい絶景が待つ国「クロアチア」
日本テレビ系列で金曜23:00~23:30に放送されている『another sky-アナザースカイ』。旅が好きな私は楽しみに観ています。
2018年4月6日の放送では、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーになられた中村ひとみさんが「クロアチア」を紹介されました。
中村さんは数多くの国を旅されていますが、オススメの旅先を聞かれる際は「クロアチア絶対行って!!」と皆にオススメされているそうです。
私は2016年のゴールデンウィークにクロアチアを個人旅行で訪れました。
これまで30カ国以上の国を旅行していますが、私にとってもクロアチアは最もおススメしたい魅力的な旅行先のひとつです。
今回はそのクロアチアの代表的な観光地と食事について紹介したいと思います。
- クロアチアの概要
- 私が感じたクロアチアの魅力
- 素晴らしく美しいアドリア海沿岸地域
- 内陸部の美しい大自然のなかでハイキングを楽しむ
- 首都ザグレブで街歩きを楽しむ
- イタリアにも負けない食材の宝庫とおいしい食事
- 日本からクロアチアへのアクセス
- クロアチア旅行 ツアー
- まとめ
クロアチアの概要
クロアチアは、アドリア海をはさんでイタリアの対岸に位置しています。
面積:5万6,594平方キロメートル(九州の約1.5倍)
人口:428.5万人(大阪府の人口の約半分)
首都:ザグレブ
公用語:クロアチア語
通貨:クーナ
旅行のハイシーズン:6月~9月
私が感じたクロアチアの魅力
旅行先としてクロアチアをおすすめしたい理由は、「海」「山」「街」「食」などの旅の楽しみが揃っていることです。
旅の目的は人それぞれ。「綺麗な海をみたい、海で遊びたい」、「大自然のなかでハイキングを楽しみたい」、「街歩きを楽しみたい」、「世界遺産や歴史的建造物をみたい」、「おいしいものを食べたい」等々。
クロアチアではそのさまざまな目的を短期間の旅行でも体験することが可能です。
素晴らしく美しいアドリア海沿岸地域
アドリア海の真珠と呼ばれる美しい街「ドブロブニク」
クロアチアの南部に位置するドブロブニク。旧市街地はその美しさから「アドリア海の真珠」と言われ、1979年に世界遺産に登録されました。
日本ではジブリ映画の魔女の宅急便や紅の豚の舞台となった場所としても有名です。
- スルジ山から一望できるアドリア海と旧市街地
ケーブルカーなどで行けるスルジ山の山頂付近からみたアドリア海と旧市街地。
言葉にならないくらい美しい景色が目の前に広がります。
- バニエ・ビーチ
旧市街地の東側にあるバニエ・ビーチ。海の透明度がとても高く、ブルーのグラデーションの美しさに感動しました。
- 旧市街地内
旧市街地の城壁の内側の町並みです。映画「魔女の宅急便」の世界に入ったような気分に浸れます。レストランやカフェ、土産店など様々なお店があり、街歩きを楽しめます。
ローマ皇帝が暮らした世界遺産の港町「スプリット」
ローマ時代にディオクレティアヌス皇帝が最後に住んだのがスプリットです。スプリット歴史地区は1979年に世界遺産に登録されました。
宮殿などの遺跡がいまは庶民が暮らす街となっています。
・鐘楼(ディオクレティアヌス宮殿敷地内)からの眺め
街にはオレンジ色の屋根の建物が並んでいます。絵本にでてきそうな美しい景色です。
・ペリスティル
旧市街の中心にある広場。ローマ時代を彷彿とさせる柱や装飾が見られます。
お洒落で美味しいレストランやカフェが多数あり、食事も楽しみの一つです。
ラベンダーの産地とパーティーアイランドの二面性を持つ「フヴァール島」
スプリットからフェリーで行くことのできるフヴァール島。
ハイシーズンはパーティーアイランドと呼ばれるほど大勢の観光客が集まり賑やかになります。
フヴァール島はラベンダーの産地としても有名です。ラベンダーのエッセンシャルオイルなどが手頃な価格で購入できるので、お土産としてもお勧めです。
5月はまだハイシーズンに向けた準備中といった具合で、街は静かです。
海はプールのように透き通っていて、港から覗き込むと魚がまるで水槽にいるように見えます。アドリア海は透明度が高く、ずっと眺めていていたい本当に美しい海です。
一生に一度は見たい絶景の「青の洞窟」
「青の洞窟」というとイタリアのカプリ島のものが有名ですが、実はクロアチアにも素晴らしい青の洞窟があります。
www.tripadvisor.jp
スプリットやフヴァール島などから出発するツアーが多数あります。
ただし、青の洞窟に行くことができるのは夏のハイシーズンになります。
冬は季節風の影響で波が高くなり、洞窟に近づけなくなります。今回放送されたアナザースカイは冬のロケだったため、中村アナウンサーは最も訪れたかった青の洞窟に行くことが叶いませんでした。
青の洞窟ツアーが始まるのは5月初旬頃で、日本のゴールデンウィーク中は行けるか行けないか微妙なところです。私は旅行出発前にツアーに申し込みスプリットに3日間滞在する予定を組みましたが、高波の影響でツアーは全てキャンセルとなり行くことができませんでした。
青の洞窟をクロアチア旅行の一番の目的とする場合は、6月以降のハイシーズンに行くことをお勧めします。
内陸部の美しい大自然のなかでハイキングを楽しむ
プリトゥヴィツェ湖群国立公園
ドブロブニクと並んでぜひ訪れていただきたい世界遺産の国立公園です。
内陸の首都ザグレブと海沿いのスプリットの中間に位置しています。
大小16の湖と92の滝があり、水はエメラルドグリーンに輝いて思わず息を呑む美しさです。滞在時間と体力に合わせてハイキングコースを選ぶことができます。
私が訪れたときの天気は曇りだったので写真は暗めですが、晴れていればより鮮やかなエメラルドグリーンに輝く湖をみることができます。
できれば時間の許す限りゆっくり周っていただきたい絶景の観光地です。
首都ザグレブで街歩きを楽しむ
クロアチア最大の都市である首都ザグレブ。
- 聖マルコ教会
ザグレブの顔となっている教会。カラフルなモザイク模様の瓦屋根が素敵です。
- ザグレブ大聖堂
高さ104mと105mの二本の塔をもつ教会です。大きさに圧倒されます。
- ドラツ広場のマーケット
青空に赤いパラソルが映える市場。野菜や果物、ドライフルーツや乳製品などさまざまな食品が手に入る市民の台所です。お魚などは屋根のある建物内で売られています。
旅の初めに訪れたので、こちらでは日持ちがするイチジクなどのドライフルーツやナッツを購入しました。
- 市民の身近な交通手段「トラム」
ザグレブではトラムが走っているので移動に便利です。
イタリアにも負けない食材の宝庫とおいしい食事
アドリア海沿岸から内陸部まで国土が広がるクロアチア。海の幸も山の幸も豊富に揃っているので食事がとても美味しいのです。
クロアチア産の上質な食品
- オリーブオイル
生産量は多くはないものの、良質のオリーブオイルが生産されています。日本で開催される国際オリーブオイルコンテストではクロアチアのオリーブオイルが金賞を受賞しています。
- トリュフ
アドリア海北部のイストラ半島にあるモトブンという町はトリュフの産地として有名です。仕上げに削ったトリュフをたっぷりかけるパスタやリゾットなどを日本よりリーズナブルな価格で楽しむことができます。
- ワイン
クロアチアでは古くからワインがつくられています。ワイン好きな方にはお土産としてもおすすめです。
- 新鮮な魚介類
アドリア海に沿って国土が広がるクロアチアでは新鮮な魚介をつかった料理が楽しめます。
- 豊富な乳製品
乳製品が充実していてチーズなどが美味しいです。ザグレブの市場でもチーズ屋さんをいくつかみかけました。プリトヴィッツェ近くの宿の朝食では数種類のチーズが用意されていました。クロアチアでは羊乳のチーズもつくられています。
クロアチア旅行中にいただいた料理
レストランの食事の価格は日本と同じくらいです。首都ザグレブより観光で一番人気のドブロブニクのほうが物価は高くなります。
新鮮なタコのサラダはタコがぷりぷりしていて美味しく、おすすめです。
また、プリトヴィッツェ近郊はマスのグリルが有名です。
ムール貝のワイン蒸しやマグロのステーキなど魚介のお料理もおすすめです。
スプリットでいただいたピザは1400円ほどで日本の宅配ピザでいうとLサイズくらいの大きさがあり、二人で1枚をシェアして十分お腹いっぱいになりました。
カフェやパン屋さんは日本より手頃な価格設定になっています。パニーニやサンドウィッチなども手頃な価格で購入できます。
日本からクロアチアへのアクセス
日本からクロアチアへの直行便にはないため、中東やヨーロッパなどの国を経由して向かうことになります。
私はオランダのアムステルダム経由でオランダとクロアチアの2カ国を旅行しました。
クロアチア旅行 ツアー
首都ザグレブから山中のプリトヴィッツエへはレンタカーなどを利用する必要があります。
個人手配に不安のある方や短期間で効率よく観光地を周りたい方はツアーがおすすめです。
クロアチアは近年旅行先としての人気が伸びているので、大手旅行会社などでさまざまなツアーが用意されています。
- 大手旅行会社のクロアチア旅行のツアー
【近畿日本ツーリスト】クロアチア旅行の海外旅行・ツアーを検索
まとめ
私がクロアチアに訪れるきっかけになったのは、周りの旅行経験豊富な方々の「今までで一番クロアチアが良かった」という言葉でした。
実際に訪れてみて、透明度抜群の海や大自然に囲まれた美しい湖、活気のある街や美味しい食事など、旅の楽しみがぎゅっと詰まっているとても魅力的な国だと思いました。
多くの人を魅了する国、クロアチア。
まだ訪れたことのない方にはぜひ、ぜひ一生に一度に訪れていただきたい本当におすすめの国です。
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