【ベトナム旅行・ホーチミン】ホーチミンの観光スポット
2018-19年の年越しに、約2年ぶりに訪れたベトナムのホーチミン。
ホーチミンの素敵な建物や見どころを紹介します。
中央郵便局
1891年にオープンしたフランス統治時代の代表的建物である中央郵便局。
現在も現役の郵便局です。
アーチ型の天井や装飾が美しい建物内部。
鉄骨設計はなんとパリのエッフェル塔と手掛けたエッフェル氏のものなんだそうです。
世界時計のあるアンティークな電話ボックスの一部はATMにもなっています。
モザイク柄の床も素敵なレトロで素敵な郵便局です。
サイゴン大教会
1880年代に建てられたサイゴン大教会。
高くそびえる2つの塔と赤レンガ造りの大きな建物で迫力があります。
内部はシンプルな造りですが、アーチ型の天井とステンドグラスから柔らかな光が差し込む優しい雰囲気の空間です。
2年前に訪れたときはここでウエディングフォトを撮るカップルを何組もみかけました。地元の方には人気のウエディングフォトスポットでもあるようです。
2017年7月月より改修工事が行われており、現在は写真のように一部がフェンスで覆われています。(撮影は2018年12月31日)
工事終了予定は2019年末とのことですが、ベトナムなので延びる可能性はあります。
ホーチミン市人民委員会
1908年に建てられたフランス式建築のホーチミン市人民委員会。
内部の見学はできませんが、建物の前にはベトナム革命を指導し建国の父と呼ばれるホーチミン氏の銅像があります。
年末年始、ホーチミン市人民委員会からサイゴン川方面に伸びるグエンフエ通りではカウントダウンイベントが行われます。
DJプレイが行われていて、会場やその周辺は大変な混雑となっていました。
タンディン教会
鮮やかなピンクと白の可愛らしい装飾が目を引くタンディン教会。
まるでおとぎ話から現実世界に飛び出してきたような建物です。
2年前はガイドブックにも載ってなく、目的地のレストランへ行く途中にたまたまこの可愛い教会の前を通りかかり写真に収めました。当時写真を撮る観光客は自分たち以外に見当たりませんでした。
しかし、インスタなどのSNS効果でしょうか。
現在はたくさんの観光客が写真を撮りに訪れる人気の観光スポットとなっていました。
観光客が増えすぎて現在は内部へ入るのもミサの時間のみに制限されているようです。
地元の方のご迷惑にならないよう、敬虔なクリスチャンでない限り外観のみの見学に留めたほうが良いかもしれません。
また、教会前のハイバーチュン通りは交通量の多い通りです。
ホーチミンではバイクがとても多く、横断歩道であってもバイクは止まってくれないので道路を横断するときは十分に気をつけてください。
市民劇場
1900年にオペラハウスとして建てられた市民劇場。
建設当時の姿を忠実に再現した建物の装飾はとても美しく、ライトアップされるといっそう優美に映ります。
ベンタイン市場
ホーチミンで規模の大きな市場のベンタイン市場。
食品や雑貨など様々なものが所狭しと売られています。
現在は観光客向けのお店が多く、ローカル度は低めです。
初めてホーチミンを訪れる人にはベトナムらしい食べ物やお土産が揃うので楽しめる場所だと思います。
コロニアルホテル
ホーチミンにはフランス統治時代からの歴史を持つ老舗ホテルがあります。
カフェやレストランなどは宿泊客以外でも利用することが可能です。
- Hotel Continental Saigon(ホテル コンチネンタル サイゴン)
市の中心部、ドンコイ通りの市民劇場隣にあるホテル コンチネンタルは1880年に開業したベトナム最初のホテルです。
高い天井や中庭などコロニアル様式の建物が伝統を感じられます。
大晦日の夜はライトアップされていて、前のドンコイ通りはカウントダウンイベントへ向かうバイクとタクシーで渋滞となっていました。
- Hotel Majestic Saigon(ホテル・マジェスティック)
1925年創業のホテル・マジェスティック。
サイゴン川沿いに建つフランス様式のホテルは、第2次世界大戦中は日本軍の兵舎として、ベトナム戦争中はジャーナリストの拠点として利用された歴史もあります。
市内を走るバイク
ホーチミンでまず驚くのがバイクの多さです。
特に朝の通勤と夕方から夜の帰宅ラッシュの時間帯は信号がある交差点も渡るのを躊躇してしまうほどの勢いです。
歩行者がいても止まらないどころか、ときにはバイクが歩道を走るのも日常茶飯事。
ごく普通に歩道を歩いているのに「どいて」と言わんばかりにクラクションを鳴らされることも。
大きな交差点では横断歩道が青でも左右を確認しながら十分に気をつけて渡る必要があります。
お店の前には歩道を埋め尽くすほどのバイクが並んでいたり。
係りの人がいて、歩道が公式的に駐輪場となっていると思われる場所もあります。
さいごに
フランス統治時代のコロニアル建築やアジアらしい活気溢れる場所など様々な雰囲気を楽しめるホーチミン・シティ。
エネルギー溢れるホーチミンは2度目の滞在でも面白いと感じる街でした。
もしホーチミンを年越しで訪れる場合、大晦日の夜はカウントダウンイベントのために街の中心部は大渋滞となりますので、中心部へ向かうタクシーの利用は控えたほうが良さそうです。