栗の甘露煮を作りました
秋の味覚「栗」をたくさんいただいたので、ここ数年作っている甘露煮を今年も作りました。
この時期にしか作らないのでレシピを忘れがち。
自分自身の備忘も兼ねてブログで紹介します。
栗の下処理
栗を水に浸す(2~3時間)
栗は外見が綺麗でも内側に虫や虫の卵がある確立が高いので、いただいた栗はすぐに水に浸して殺虫処理します。
2~3時間浸しておくと、鬼皮が柔らかくなりむきやすくなります。
栗の鬼皮と渋皮をむく
栗むき専用の道具があると便利です。
私はこの「栗くり坊主」を使っています。
片方は直線の刃、もう片方はギザギザの刃になっていて、鬼皮と渋皮を一緒にむくことができます。
少々コツが必要ですが、慣れると包丁やナイフより手早くむけるようになります。
栗の甘露煮の材料
むき栗 230g (15個)
水 350ml (むき栗の約1.5倍)
グラニュー糖 140g (むき栗の約60%)
※砂糖は3回に分けて使用します(半量・1/4・1/4)
栗の甘露煮の作り方
むき栗を煮る
鍋に栗と栗がしっかり浸かるように水を入れ、火にかける。
沸騰したら煮崩れないよう弱火にして柔らかくなるまで30分ほど煮る。
アクが出てきたら除く。
ザルにあけて煮汁を捨て、水にさらして冷ます。
蜜漬けにする
1.鍋に水350ml、半分の量の砂糖(70g)を入れ沸騰させる。
2.冷ましておいた栗を加え、ひと煮立ちさせる。
3.火を止め、そのまま室温で冷ます。(1番蜜)
4.栗を取り出し、鍋に砂糖の分量の1/4の量(35g)を加え沸騰させる。
5.栗を加え、ひと煮立ちさせる。
6.火を止め、そのまま室温で冷ます。(2番蜜)
7.栗を取り出し、鍋に砂糖の分量の1/4の量(35g)を加え沸騰させる。
8.冷ましておいた栗を加え、ひと煮立ちさせる(3番蜜)
できあがり
メモ
- むき栗を煮るときは煮崩れないように弱火でコトコト煮ます。
- 砂糖を一度に加えると栗が硬くなるので、3回に分けて入れます。
- 茹でた栗は崩れやすいので鍋に移しいれるときなどは丁寧に扱います。
保存
煮沸消毒したガラス瓶に栗と栗がしっかり浸かるよう蜜を入れ、軽くふたを閉めて約1時間蒸す。
蒸し上がれば、しっかりとふたを閉めて、室温で冷ます。
冷蔵庫で1~2ヶ月保存可能です。
さいごに
水と砂糖だけでつくる、栗の甘露煮。
栗の皮むきが少々面倒ではありますが、保存料など無添加の手作りの甘露煮は、ホクホクで甘く秋を感じるやさしい味です。
今回は甘露煮のほか、栗ご飯と栗のペーストも作りました。
暫く手作りの秋の味覚を楽しみたいと思います。