流せないトイレ?物価は?初めて韓国ソウルを訪れる前に知っておきたいこと
これまで様々な国を旅行しましたが、今回初めて訪れた韓国ソウルでは持っていたイメージとは異なる点がありました。
お隣の国ということもあり何度も訪韓されている方も多いとは思いますが、私のようにあまり予備知識がなく初めて訪れる方に向けてお伝えしたいと思います。
トイレットペーパーを流せないトイレ
トイレットペーパーを流せないトイレとは
日本では使用したトイレットペーパーはトイレに流します。
当たり前のことのようですが、アジアや中南米などの発展途上国を訪れるとそれが当たり前ではないことに気づきます。
設備が整っていない国や地域では、ペーパーを流すと詰まってしまうため、流さずに備付けのゴミ箱に捨てるタイプのトイレが多いのです。
便器の横にサニタリー用ではない、大きな籠のようなゴミ箱があれば、それは流してはいけないタイプのトイレになります。
韓国ソウルもペーパーを流せないトイレが多い
今回韓国を訪れる前は、ソウルは大都市でいろいろと進んでいる街というイメージがありました。
しかし、訪れてみるとトイレに関してはイメージとは異なり、ペーパーを流せないタイプが多く、正直戸惑いを感じました。
下水システムは改善されているようで比較的新しいデパートやホテルなどは日本と同じようにペーパーを流すことができますが、少し古い建物では水圧や排水管の問題があり、流すと詰まってしまうようです。
今回の旅行で訪れたローカルに人気の焼肉屋さんや日本人観光客にも人気のカキ氷店にかわいいカフェなども例外ではありませんでした。
ここ1、2年にオープンした新しいお店であっても、そのビルなど建物自体が新しくなければトイレ事情も良くはありません。
お店はお洒落でトイレも綺麗、だけど匂いがちょっと…という場合もあります。
このようなトイレが苦手な方は、デパートや比較的新しいホテルなどのトイレを利用されることをおすすめします。
思ったほど安くはないものが増えている
安くて美味しい韓国料理のイメージがあり、韓国旅行の一番の目的は焼肉などの食べ歩きでした。
しかし、ソウルのお店を調べたり、実際に訪れてみると「思ったより安くはない」ものが多いことがわかりました。
物価が急上昇中
韓国では現在物価が急上昇しているそうですが、身をもって体験したのが飲食店の値上げです。
飲食店を検索して口コミをみていると、数年前の価格から大幅に値上げしているお店が多いことがわかります。
値上げを嘆く口コミも多数ありました。
今年の春に発行された最新版のガイドブックを購入して持ち歩いていましたが、掲載されているお店を訪れると、多くがガイドブックに示されている半年ほど前の値段より50~100円程値上げされていました。
値上げの頻度が高いせいか、メニューを手書きで修正しているところも多くみられました。
ペンで価格を修正
紙を貼って手書きで価格修正
焼肉は日本より安いのかもしれませんが、思ったほど安くはないな、というのが感想です。
人気のスウィーツ系も、例えばカフェドパリのパフェは約1750円。
2~3人でシェアできる大きさなので、小さめサイズの多い日本と比較するのは難しいですが、やはり高く感じました。
市場や屋台は比較的安く食事ができますので、予算や目的に合ったお店を選んで食べ歩きを楽しむと良いと思います。
インターナショナルブランドは日本と同じか少し高め
インターナショナルブランドに関しては日本と同じくらいか、少し高くなっているようです。
ホテルから近かったのでロッテの免税店を訪れてみましたが、高級ブランドのバックなどは日本の定価と変わらない価格でした。
ブランドによっては特別セールやキャンペーンを行っているので、安く購入できる場合もありますが、基本は安くはないようです。
また、スターバックスなど飲食店も日本より高めでした。
ゴディバのチョコレートドリンク「ショコリキサー」は、日本では現在590円で販売されていますが、韓国では約750円でした。
一昔前は「韓国はいろいろ安い」とブランド物を目当てに旅行に行かれる人もいましたが、現在はそうではなくなってきているようです。
韓国ブランドのコスメなどは比較的安いものが多く日本人観光客にも人気であるように、韓国を訪れたら韓国のものを楽しむほうが良いのかもしれません。
さいごに
初めての韓国ソウル旅行で私にとって意外だった事実を紹介しました。
特にトイレ事情は知らないと困った状況になる可能性もありますよね。
これから韓国を訪れるかたはぜひ参考に、旅行を楽しまれてください。