ヒカルホタル

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【台湾・台南旅行】おしゃれで綺麗!ホテルのように快適な台南のゲストハウス

今回の2泊3日の台南旅行ではゲストハウスに宿泊しました。

台南にはグローバルチェーンの高級ホテルなどもありますが、近年は民泊やゲストハウスが増えているようです。

宿泊予約サイトを検索すると、近代的な造りのアパートや古民家を改装したゲストハウスなどホテルに負けず劣らず素敵な宿が見られます。

宿泊したゲストハウスはとてもオシャレで清潔、広々とした部屋に美味しい朝食などなど、泊まって本当に良かったと思った素敵な宿でした。

台南の素敵なゲストハウス「シェ ポーキー」(百吉家、Chez Poky )

台南のゲストハウス

今回の旅行で宿泊したゲストハウス「シェ ポーキー」(百吉家)

私が一番良く利用している宿泊予約サイト「ホテルズドットコム」から予約しました。

全4室のゲストハウス「シェ ポーキー」(百吉家)は、台南中心部の中西区内の閑静な住宅街にあります。

レトロな街並みの神農街や美味しいお店がたくさんある永楽市場は1km以内と徒歩でまわることができます。

予約が完了するとすぐにオーナーさんよりメッセージが届きました。

以下の4点の確認と返信をお願いします、とのこと。

  1. タクシードライバーさんには下記の中国語の住所を見せてください。「台南市中西區大新街47巷13號 (在民族路與民權路之間)」
  2. 台湾のローカルフードを用意する朝食に関して、ベジタリアンなど特別なニーズがあれば事前に連絡を。
  3. 歯ブラシ、髭剃り、ヘアブラシなどは持参するように。(タオル、バスジェル、シャンプー、コンディショナーは用意されています。)
  4. 24時間受付ではないため、事前に到着予定時刻をお知らせください。

到着予定時刻などを連絡すると、ほどなくして返信がありました。

ゲストハウスを利用する場合、実際にチェックインするまで不安を覚えることもあるのですが、こちらのオーナーさんはマメに連絡をくださり、当日も安心して向かうことができました。

外観とお洒落な共有スペース

シェ ポーキー 外観

シェ ポーキー 外観

台南駅からタクシーに乗り、10分ほどで到着。

タクシー代は120元(約430円)でした。

グリーンの扉と2階の壁にいるかわいいカタツムリのオブジェが目印です。

おしゃれな本棚がある1Fの共有スペース

1F 共有スペース

本やDVDがずらりと棚に並ぶ共有スペース。

家具もお洒落でアロマディフューザーもあり、ほんのり良い香りがします。

共有スペースに置かれているチェロ

隅にはチェロが置かれていていました。

さりげなく、おしゃれ。

オーナーさんがチェロを習われていたことがあり、演奏できるそうです。

かっこいいですね。

キッチンスペース

共有スペースの奥はカウンターキッチンがあります。

キッチンカウンター

基本的にキッチンはオーナーさんが朝食を用意するために使われるのでゲストが料理することはできませんが、ここにも素敵なサービスが。

ゲストが使用できる食器

通路側にゲストが自由に使用できる食器やグラス、ワインオープナーなどが用意されています。

飲食店でテイクアウトした食事をこちらの宿でゆっくりといただくことも可能です。

広くて綺麗、快適なお部屋

部屋に向かう階段

ゲストルームは2階と3階になります。

室内用のスリッパに履き替えて階段を上ります。

部屋で靴を脱いで寛ぐことができるのはうれしいですね。

こちらのゲストハウスには4部屋ありますが、全てデザインや雰囲気が異なります。

私たちは2階の2Aのお部屋に宿泊しました。

2Aの部屋

2Aの部屋

ドアを開けると、想像以上に広々としたお部屋で驚きました。

キングサイズのベットとおしゃれなソファー

キングサイズのベットにゆったりとしたソファー

部屋の壁に飾られた大きなポスター

ソファーの正面になる壁には大きなポスターが。

ゆったりとしたベットからの眺め

ベットからの眺めも素敵でとても落ち着きます。

センスの良い小物や飾り

アロマディフューザーや小物など細部にもオーナーさんのこだわりがみられます。

部屋に用意されている飲料用の水

台湾の水道水は飲用に向かないため、お水は透明のポットに用意されているものを飲むようにします。

電気ケトルがあり、こちらにあるお茶やコーヒーはフリーでいただけます。

冷蔵庫内のサービスのコーラとスプライト

冷蔵庫にはコーラとスプライトのミニ缶がありました。

こちらもフリーです。

台南は12月でも日中は暑くなるので、部屋に戻って一休みしたときに美味しくいただきました。

広いバスルーム

ホテル並みの設備で清潔感のあるバスルーム。

ガラス張りで部屋のソファが見えていますが、ロールスクリーンがありますのでご安心を。

アメニティの麺棒やコットン入浴剤

麺棒やコットン、入浴剤も用意されていました。

足を伸ばせる大きなバスタブ

足を伸ばして入ることのできる大きなバスタブ。

壁とバスタブの2箇所にあるシャワー

壁面とバスタブの両方にシャワーがついています。

お湯を貯めている間にバスタブの外で体を洗うことのできる、使い勝手の良いお風呂です。

観光で1日中歩き回ったあとお風呂にゆっくりと浸かることができるのは嬉しいですね。

気さくなオーナーさん

とても気さくで優しいオーナーさん。

ご出身は台北ですが、台南のこじんまりとして温かみのある雰囲気が気に入りこちらでビジネスをすることに決めたのだそうです。

以前は某大手テレビ局の北京支局などアジアを中心に勤務されていらっしゃいました。

番組プロデューサーを経験された後、海外番組の買い付けや輸出などのお仕事をされていたそうで英語が堪能です。

チェックイン時に台南の地図をもらい、行きたい場所やおすすめのお店などを地図に書き込みながらアドバイスしていただけました。

オーナー手作りの言語対応表

こちらはオーナーさんが作られた観光名所の英語と中国語の対応表。

台南のタクシーは英語があまり通じないので、ゲストにこちらを利用してほしいと配布されています。

細やかなサービスとオーナーさんの人柄もこちらのゲストハウスの魅力です。

台南の人気ローカルフードがいただける朝食

退職後はレストラン経営を勉強されていたというオーナーさん。

食へのこだわりも強く、こちらでは朝食に美味しい台南のローカルフードをいただけます。

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手前:蝦仁肉圓、奥:メカジキのすり身団子スープ

旅行2日目の朝は鴨母寮市場にある「彩鳳」のメカジキのすり身団子スープと蝦仁肉圓、オレンジのようなフルーツとコーヒーや紅茶などのドリンク。

肉圓(バーワン)は表面がつるんとしたすいとんのようなモチモチの皮にひき肉が入った料理で、揚げたり蒸したりして提供されます。

台南ではエビ入りで蒸したものを餡かけで提供する料理が定番のようです。

初めていただきましたが、ダシのきいている甘すぎない餡と絡めながらいただく蝦仁肉圓はとても美味しかったです。

克林台包の肉まんと魚のすり身ボールや魚の皮などが入ったスープ

左:「古早味鱼丸汤」のミックスフィッシュスープ、右:「克林台包」の肉まん

旅行3日目の朝は「古早味鱼丸汤」のミックスフィッシュスープと「克林台包」の肉まん、南国フルーツのレンブー(ワックスアップル)

ミックスフィッシュスープは魚のすり身ボールや魚の皮などが入ったスープ。

この魚の皮入りスープを出すお店は台南で見かけるのですが、臭みがあるように見えて挑戦するか迷っていたのですが、思いがけず朝食でいただけました。

予想に反して臭みは全くなく、あっさりしたスープと一緒に美味しくいただけました。

オーナーさんこだわりのカフェラテ

食後にいただいたカフェラテ。

こちらのコーヒーは注文後にオーナさんが豆を挽いてから丁寧に淹れてくれるのでとても美味しかったです。

Chez Poky(百吉家・シェ ポーキー)基本情報・予約サイト

住所:台南市中西区大新街47港13號

Webサイト:Chez Poky公式サイト, facebook

宿泊予約サイト:【Hotels.com】, 【Expedia】

さいごに

気さくで親切なオーナーさんのこだわりが詰まった素敵なゲストハウス「シェ ポーキー」

広くて快適な部屋にゆったりとお風呂に浸かれるバスルームにお洒落な共有スペースでローカルフードを味わうことのできる朝食。

こちらに滞在したことで台南旅行がとても快適なものとなりました。

普段はホテル派という方にもぜひ体験していただきたいと思える、本当におすすめの宿です。

台南を訪れるときはぜひまたお世話になりたいと思います。