【台湾・台南旅行】花園夜市で台湾グルメを食べ歩く
高雄から電車で台南駅に到着後、タクシーで宿泊するゲストハウスへ向かいました。
すでに辺りは暗くなり、そろそろ夕食の時間。
チェックイン後にゲストハウスのオーナーさんにタクシーを呼んでもらい、台湾名物の夜市へ向かいました。
台南の夜市は曜日毎に開催場所が異なる
屋台や露店が集まり夕方から夜に営業される「夜市」(ナイトマーケット)
台北の巨大夜市「士林夜市」などが有名ですが、台南でも夜市が開催されています。
台南の各夜市は開催される曜日が決まっているので、旅行の日程によって訪れる夜市が決まってきます。
台南の主な夜市と開催曜日
- 花園夜市:木・土・日曜日
- 武聖夜市:水・土曜日
- 大東夜市:月・火・金曜日
- 小北成功夜市:火・金曜日
週末の土日両日開催される「花園夜市」が台南で最大規模の夜市になります。
土曜日の夜は台南最大規模の花園夜市へ
花園夜市の開催曜日は木・土・日曜日、時間は17:00~0:00。
台南に到着したのは土曜日の夜でしたので、花園夜市へ向かいました。
宿泊したゲストハウスからも近く、行きはタクシーで100元ちょっと(約400円)。
お腹いっぱいになった帰りは散歩がてらスーパーやコンビニに寄りながら徒歩で戻りました。
18時半頃に到着。すでに大勢の人で賑わっており、19時を過ぎたころには日本の初詣のようなごった返した状態に。
台湾はバイクの利用率が高いので、夜市の周辺にはバイクがずらっと止められていて、その数がどんどん増えていきます。
どこで何を食べようか、迷ってしまうくらいたくさんの飲食店。
呼び込みの声が響き、活気に溢れています。
イカの姿揚げ?
大胆でユニークな見せ方ですね。
大きな鍋に入っていたのは鳥の足。
人気店のようで、よく見るとすごい数の鍋が並び調理されています。
ちょっと見た目が苦手なので購入はしませんでしたが、日本ではあまり見られない食材があるのも見ていて楽しいです。
こちらはトラックの荷台がお店になっている飲み物屋さん。
お茶は蛇口をひねると出てくる仕組みみたいです。
飲食店のほか、洋服屋さんや雑貨店、的屋など様々なお店が集まっています。
こちらはお店の方とゲームをして、勝つと景品がもらえるお店のようです。
マージャンの図柄合わせなのでしょうか。
このゲームができるお店は何店舗もでていました。地元の方に人気の遊びのようです。
また、射的などシンプルなゲームができるお店もたくさんあるので、観光客も気軽に楽しめます。
こちらは眉毛を整えてくれるお店。
夜市でこのようなお店があるのも面白いです。
いただいた屋台料理
牡蠣オムレツ・焼きそば
台湾の夜市で人気のメニューのひとつ、牡蠣オムレツ。
こちらの七佳というお店で席に座っていただきました。
空いている席に座り、席にオーダー用紙と鉛筆がありますので、頼みたい品の数とテーブル番号(1排5など)を記入して店員さんに渡します。
この際に支払いも済ませます。
出来上がった食事は店員さんが持ってきてくれます。
小ぶりの牡蠣やレタスやもやしがたっぷりと入った牡蠣オムレツは60元(約230円)
日本の天津飯のような甘めの味付けのタレも美味しいです。
焼きそばは40元(約150円)
ソースは甘めで八角のようなスパイスの風味がする台湾らしい味付けです。
カジキマグロのすり身揚げ
カジキマグロのすり身を棒に巻きつけて揚げたもので1本10元(約35円)
中にはつぶしたゆで卵が入っていました。
こちらのお店で購入。
代金を払ったら、手前に立てかけられている揚げたての串を自分で取ります。
好みのタレをつけていただきます。
日本でいうさつま揚げですね。出来立てアツアツで外側はさっくりとしていて美味しかったです。
10元という安さも良いですね。
大腸麺線
台北の人気店「阿宗麺線」で初めて食べて以来大好きになった大腸麺線。
台南の夜市にも大腸麺線のお店がありました。
お店の後ろにテーブルがありましたので、そちらでいただきました。
大腸麺線は、カツオ出汁のきいたとろみのあるスープに豚のホルモン(大腸)とそうめんのような麺が入っている料理です。
こちらのお店ではオーダーの際にニンニクとパクチーを入れるか聞かれました。
ちなみにお店の方は日本人の私たちにわかるように「セロリ」といっていましたが、想像通りパクチーのことでした。
サイズは小、40元(150円)をいただきましたが、食べ歩きをするには充分な量です。
ホルモンは臭みは全くなく、とても食べやすい。
このカツオ出汁のスープが本当に美味しくて、台湾を訪れたことのある友人は大概この料理のファンになっています。
最近は日本でも麺線をいただけるお店が増えてきているようです。
葱油餅
こちらも台北の永康街にある「天津蔥抓餅」で食べて以来好きになった葱油餅。
葱油餅は小麦粉で生地を作り、ネギの細切りを織り交ぜて油で揚げ焼きにする料理。
もともとは北京料理のようですが、台湾でも人気の軽食です。
こちらのお店ではクレープをつくるような丸い形の鉄板で焼いていました。
一枚(一張)が巨大なので、1份(1/4サイズ)20元(約75円)を購入。
食べ歩いているので、2人でシェアしても充分な量です。
こちらのお店の葱油餅は台北で食べたものより薄くてパリッとしていました。
台北で食べたもののほうがもっちりしていて好みでしたが、こちらの葱油餅も美味しかったです。
さいごに
たくさんのお店に縁日のような人出であった花園夜市。
紹介した料理を二人でシェアしながらいただいき、全部あわせても700円程度。
格安で美味しい夕食がいただけました。
台南の夜市、旅行の際はぜひ地元の方と一緒に楽しんでみてください。