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【台湾・台南旅行】台南のおすすめお土産「連得堂餅家」のおせんべい

2泊3日の台南旅行。

最終日となる月曜日の午前に昔ながらの製法で作られるお煎餅を購入するために、こちらのお店を訪れました。

100年以上続く老舗「連得堂餅家」

連得堂餅家の外観

交通量の多い大通り中義路三段から東方向の通りに入り、さらに斜めに走る細い路地を進むと…

ガッチャン、カチャカチャ、ガッチャン…リズミカルでどこか懐かしさを感じる音が聞こえてきます。

購入した連得堂餅家の味噌煎餅とたまご煎餅

こちらの「連得堂餅家」はお煎餅で有名なお店です。

日本統治時代に日本人から煎餅の作り方を教わり、それから100年以上、素朴な手作りの味を守り続けられています。

現在は4代目となる台南の老舗の菓子店です。

連得堂餅家の店先の様子

お煎餅は午前中に売り切れることもあるとの情報をみていたので、月曜日の午前10時頃に訪れました。

人気店で混雑を予想していましたが、到着時は店頭でのんびりとお茶を飲みながら談笑されているとても長閑な様子でした。

大勢の観光客も訪れるせいか、写真撮影は「どうぞ、どうぞ」といった雰囲気で快諾いただけました。

昔ながらの手焼きでつくられる煎餅

店内でまず目に飛び込んでくるのがこの大きな煎餅焼き機。

店主が焼き機の前に座り、軽快な音を立てながら黙々と煎餅を焼いていきます。

連得堂餅家のメニュー

看板メニューはと雞蛋(玉子)煎餅(30元、約110円)と味噌煎餅(35元、約130円)

手作りで数に限りがあるため、購入は一人2袋までとされています。

ピーナッツ、海苔、ごまの煎餅もありますが、これらを購入するには事前予約が必要なようです。

味噌煎餅と雞蛋(玉子)煎餅の試食

味噌煎餅と雞蛋(玉子)煎餅の試食が用意されています。

昔ながらの素朴で懐かしい味。

日本統治時代の面影を残す店内でいただくとタイムスリップしたような気分になります。

中華包丁でカットされる味噌煎餅

味噌煎餅は四角に焼き上げた生地を折り曲げ、大きな中華包丁でザクッ、ザクッと2cm幅ほどにカットして作られます。

お煎餅の日持ちは2ヶ月です。

お煎餅を作る様子を暫く見学していると、地元の方がバイクでお店の前に乗り付けてお煎餅を1袋のみさっと購入して行かれました。

いまでは観光客にも知られているお店ですが、昔から変わらず地元の方々に愛されているでしょうね。

林百貨店で販売されていた連得堂餅家のせんべい

雞蛋(玉子)煎餅のみになりますが、台南のお土産品があつまる「林百貨店」でも百貨店と連得堂餅家のコラボ商品をみかけました。

常に置かれているか不明ですが、もし連得堂餅家の閉店に間に合わない場合は林百貨店をチェックされると良いかもしれません。

購入した煎餅

  • 雞蛋(玉子)煎餅

連得堂餅家の雞蛋(玉子)煎餅

小判型で縁取りとお店のロゴがかわいい印象のたまご煎餅。

厚みがあり少々硬いですが、噛むと玉子の甘さがふんわり広がるクッキーに近い食感と味です。

シンプルな素材と手作りだからこそ味わえる素朴な美味しさです。

  • 味噌煎餅

連得堂餅家のみそせんべい

たまご煎餅より薄く、織るように立体的に作られる味噌煎餅。

こちらは噛むとバリッバリッと乾いた音がします。

日本の温泉街でみかける炭酸せんべいやゴーフルなどの味に似ていて、それらをもっと分厚く、硬くしたような食感のようです。

香ばしくあっさりしていますが、あとから味噌やお砂糖のコクが感じられます。

こちらも素朴な味ですが、「もうひとつ」とついつい手が伸びてしまう、くせになる美味しさです。

お店情報

住所:台南市北區崇安街54號

TEL:06-2258429

営業時間:8:00~20:00(売切れ次第終了)

さいごに

台南の老舗のお煎餅屋さん「連得堂餅家」

いまでも手焼きで丁寧に作られるお煎餅は素朴で優しい味わいです。

台湾らしさのあるパッケージで日持ちも約2ヶ月ありますのでお土産にもおすすめです。

台南を訪れる際はぜひ立ち寄っていただきたいお店のひとつです。

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