【台湾・台南旅行】台南へ向かう途中に高雄市内観光
台南旅行では関空から高雄国際空港に飛び、高雄市から台南へ電車で北上しました。
せっかくなので、高雄市の観光名所にも立ち寄ってみました。
MRT 美麗島駅の『光之穹頂』(光のドーム)
MRT(地下鉄)の南北に走るレッドラインと東西を走るオレンジラインとの乗り換え駅になっている「美麗島駅」
美麗島駅の構内にはこちらの美しい『光之穹頂』(The Dome of Light、光のドーム)があり、高雄市の観光スポットのひとつとなっています。
イタリアのステンドグラスアート芸術家であるMaestro Narcissus Quagliata(マエストロ・ナルシサス・クアグリアータ)氏が約4年半の歳月をかけて4500枚のステンドグラスを使用して制作した作品です。
このステンドグラスアートは改札から出ずとも見ることができますので、高雄国際空港からそのまま台南に向かう予定の方も美麗島駅で途中下車してみてはいかがでしょうか。
衛武營國家藝術文化中心(衛武営国家芸術センター)
今年10月に正式オープンしたばかりの「衛武営国家芸術センター」
近未来的な雰囲気の建物に惹かれ、訪れてみました。
ステンドグラスアートを見た美麗島駅からオレンジラインで東へ5駅、衛武営駅で下車。
6番出口をでてすぐです。
台湾南部初となる国立ホールで、巨大な建物内にはオペラハウスやコンサートホール、演劇場などがあります。
カジュマルの木々をもとにデザインされたカジュマル広場
天窓のようになっている部分を建物内からみたところです。
金沢の21世紀美術館にあるプールのような何らかの仕掛けを期待していたのですが、特にそのようなものは見当たりませんでした。
日中に訪れてみた正直な感想ですが、外観や無料で入れるエリアに関してはあまり時間に余裕のない旅行者がわざわざ見に来る場所ではないかなと思いました。
もし建物を目的に訪れるのであれば、ライトアップされる夜のほうが良いのかもしれません。
しかしながら、台湾で音楽やコンサートなどの芸術に触れたいと思われるかたにはおすすめできる場所といえそうです。
台南で泊まったゲストハウスのオーナーさんが、ちょうど前日にコンサートを聞きにこちらを訪れていらっしゃり、間違いなく台湾一綺麗な音を聴ける、素晴しいコンサートホールだとおっしゃっていました。
コンサートホール内の写真を見せてもらいましたが、独創的なデザインの素敵なホールです。
高雄にゆっくり滞在できる予定の方はコンサートなどを聴きに訪れてみると良いかもしれません。
蓮池潭
高雄の有名な観光スポット「蓮池潭」
最寄りは左営駅です。
駅から歩くと少し距離があるのでタクシーを利用。
所用時間は5〜10分ほど、110元(400円弱)でした。
こちらが蓮池潭の南にある、一番有名な龍虎塔です。
龍の口から入り虎の口から出ると厄除けや運気がアップすると言われています。
橋の入り口には龍の顔をした亀の石造があり、この亀の甲羅を撫でることで金運が上昇すると伝えられています。
龍の口から入ります。
龍の中の壁面にはこのようなモニュメントがありました。
塔は階段で上ることもできます。
龍を抜けると、次はトラの中に入ります。
トラはお尻側にある入り口から中へ。
トラの口が出口です。
それにしても。なぜこうなった?という張りぼて感。
少し歩くと「春秋閣」があり、こちらも中に入ることができます。
他にもユニークなモニュメントや塔があり、結構楽しめました。
さいごに
観光名所が少ないと言われる高雄ですが、龍虎塔は高雄に来た実感が湧くので訪れてよかったと思いました。
高雄国際空港を利用される場合は、高雄の観光スポットにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。