【フィリピン・ボラカイ】クリムゾン リゾート ボラカイ 宿泊する前に知っておきたいポイント
ボラカイ島の北部にあるクリムゾン リゾート&スパ ボラカイに宿泊しました。
実際に宿泊したからこそ知るクリムゾンリゾートボラカイの情報をお伝えします。
カティクラン空港からは無料送迎サービスが利用可能
パナイ島のカティクラン空港からボラカイ島のクリムゾンリゾートまでは無料送迎が利用できます。
予約後にホテル側からメールまたは宿泊予約サイトのメッセージ機能で利用する飛行機の情報を知らせるよう連絡が入りますので、忘れずに返信します。
なお、カリボ空港利用の場合は空港から港までの移動距離があるため、料金が発生します。
カティクラン空港からクリムゾンリゾートまでの移動については、こちらのカティクラン空港とクリムゾン リゾート & スパ ボラカイのアクセスをご覧ください。
部屋を選ぶ際に注意したいポイント
早朝から激しいニワトリの鳴き声
滞在したシービュールームからの眺めは素晴らしくゆっくりのんびりできましたが、ここクリムゾンリゾートボラカイを訪れる前に知っておきたい事情があります。
こちらはリゾート内のマップです。
ビーチを背にしてリゾートをみるかたちです。
リゾートの左側はモーベンピックリゾートが隣接して建っています。
実は、クリムゾンリゾートとモーベンピックリゾート間のフェンスで囲われた細い長い土地があり、ローカルの人々が暮らしています。
そこで少なくとも十数羽のニワトリが飼育されており、早朝から夕方まで鳴き声が聞こえるのです。
「コケコッコ」といった可愛らしい鳴き声ではなく、野太くだいぶ大きな声で鳴くこともあり、この近くの部屋に泊まってしまうとリゾートの印象が一変してしまうでしょう。
トリップアドバイザーなどのレビューでもこの点で低評価としているレビューが見られるますが、宿泊してみるとその意見にも同意できます。
リゾート建設の際に土地の交渉がうまくいかなかったのか、事情はわかりませんが、ホテル側もすぐにはどうすることもできないと思われます。
ニワトリが飼われているのはマップ内2番のタワー“ブルー”の真横辺りです。
ここはガーデンビューのカテゴリーになります。
ガーデンビューのお部屋を予約する際、ニワトリの鳴き声に悩まされるのを避けたい場合は事前にホテルへ部屋のリクエストを連絡することをおすすめします。
もちろんリクエストが全て通るとは限りませんが、できるだけのことはしておくほうが無難だと思います。
ホテル前のビーチ
クリムゾン リゾート ボラカイのあるプンタ・バンガ・ビーチ。
サラサラの白砂のビーチに美しいエメラルドグリーンの海が広がっています。
理想的な南国リゾートの景色ですか、ボラカイ島はボラカイ島の基本情報と再開後の2019年1月に旅行したときの様子でお伝えした通り、環境汚染が深刻になり大統領によって2018年4月から10月まで半年間閉鎖され、環境対策が施されました。
ボラカイ島でホテルや飲食店が集中するホワイトビーチは汚染が原因で発生した緑の藻に海もビーチも覆い尽くされる事態となっていましたが、再開後は『ホワイトビーチ』の環境対策と再開後の状況で紹介したように緑の藻はなくなり、綺麗なビーチに戻っていました。
クリムゾンリゾートボラカイ前にはネイキッドロックと呼ばれる小島があります。
海水は透き通っていてとてもきれいにみえますが、小島付近にある岩は緑の藻に覆われていました。
同じビーチ内で南隣り建つモーベンピックリゾート前のビーチ。
やはり岩場には藻がびっしりと張り付いていました。
初めてボラカイ島に訪れたため、同じ場所の閉鎖前の様子と比較は出来かねますが、汚染された環境が本当に美しい状態に戻るにはまだまだ時間が必要なようです。
また、ネイキッドロックはクリムゾンリゾート側からみると特に変わった様子は見られなかったのですが、モーベンピックリゾート側に回るとゴミだらけになっていました。
ホテルの部屋の部分で触れた通り、このビーチは完全なホテルのプライベートビーチではなく、ローカルの人々も出入りしているので、ゴミの内容からすると生活ゴミだと思われます。
環境対策や海の状況は時間とともに改善されると思いますが、少なくとも観光客として訪れる私たちは絶対にゴミのポイ捨てはしないようにしたいですね。
ホテルからホワイトビーチまでの移動
ホテルの無料シャトル
クリムゾンリゾートから繁華街のホワイトビーチの中心部であるDモール付近までは無料シャトルサービスがあります。
事前予約制で出発時刻の30分前までの予約が必要です。
ただし、本数はあまり多くはなく人数はバン1台に乗れる10名まで。
お昼や夕食に合う時間帯はすぐに予約が埋まってしまいます。
無料シャトルを利用したい場合は出来るだけ早めにフロントへ依頼することをおすすめします。
トライシクル
無料シャトルがいっぱいで利用できない場合、または好きな時間に出かけたい場合はトライシクルを利用します。
トライシクルはバイクに客車がついた乗り物で、ボラカイ島では車のタクシーがないためトライシクルが基本的な移動手段となっています。
クリムゾンリゾートからDモールまでの料金は2019年1月時点で150ペソでした。
ホテルから乗車する場合は、フロントまたはエントランスにいるスタッフに利用したい旨を伝えるとトライシクルを呼んでもらえます。
クリムゾンリゾートのエントランスはメインロードのゲートから数百メートル下った場所にあるため、ホテルのスタッフに電気カートでゲートまで送迎してもらえます。
ゲートでホテル側で呼んでもらったドライバーさんのトライシクルに乗り街へ向かいます。
街からホテルへ戻る時もトライシクルはゲート前で降ろしてもらえばセキュリティスタッフがカートを呼んでくれるので、トライシクルでホテル敷地内を移動する必要はありません。
Dモール付近でトライシクルをつかまえて料金をきくと、クリムゾンは敷地内まで行くから250ペソかかると言われたました。
敷地内の移動は不要なので、このような場合は価格交渉をするか、別のトライシクルを探すほうがよいと思います。
さいごに
一部フィリピンらしさを感じる部分もあるクリムゾンリゾートボラカイですが、景色は素晴らしく、スタッフは宿泊客に会うと誰もが笑顔で挨拶してくれる温かみの感じられるリゾートでした。
事前にこれらの情報を把握していればより快適にリゾートを楽しめると思いますので、ボラカイ旅行を検討される方は参考にしてみてください。