出雲大社周辺観光と出雲そばのランチ
午前の出雲大社参拝後はランチと周辺観光を楽しみました。
訪れたお店や観光スポットを紹介します。
スターバックス 出雲大社店
出雲大社参道入口の鳥居の向かいにあるスターバックス出雲大社店。
地域の文化を世界に発信する店舗として日本の各地域の象徴となる場所に建築デザインされている「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」のひとつです。
縁結びの出雲大社にちなみ、和と洋の縁結びをテーマにデザインされた店舗。
切妻屋根をイメージした天井や出雲勾玉をイメージした大きなコミュニティテーブルなど、店内には出雲大社にヒントを得た要素が取り入れられています。
また、出雲大社店限定のマグカップなどギフトにもなる商品も販売されています。
2階の縁側風ベンチシートで格子越しに出雲大社と山の景色が眺めながら温かいコーヒーをのんびりといただきました。
ご当地グルメ出雲そば
出雲そばとは
岩手のわんこそば、長野の戸隠そばとともに日本三大そばの一つとされる出雲地方独自のお蕎麦「出雲そば」
そばの実を皮ごと製粉したそば粉を使用するため、色が黒いのが特徴です。
出雲大社周辺にはたくさんの出雲そばのお店があります。
主な食べ方は2通りあります。
- 割子そば
割子と呼ばれる丸い漆器に冷たいそばを入れ、一般的に3段に器を重ねた形で提供され、そばつゆをかけていただきます。
江戸時代の松江でそばを野外で食べるために考案されたのが始まりだといわれています。
- 釜揚げそば
こちらは温かいおそば。
温めておいたどんぶりに茹でたそばを温かいまま移し、そば湯とそばつゆを入れていただきます。
出雲そばのお店「千鳥そば」
創業から200年以上の歴史がある有名店「荒木屋」さんを訪れましたが、30~40分は待つであろう行列でした。
そこで、荒木屋さんのすぐ近くにある口コミ評価の高い「千鳥そば」を訪れてみました。
タイミング良くすぐに入店できましたが、しばらくして満席となりました。
店内はお座敷とテーブル席、窓側にカウンター席があります。
メニューはおそばが中心でシンプルです。
割子そばは基本の薬味(ねぎ、のり、もみじおろし)が入っています。
特注割子そばは基本の薬味に加え3つの器にそれぞれ山かけ・鰹節・卵のトッピングが入ります。
特注割子そばの5段は特注割子そば3段+割子そば(基本の薬味のみ)2段の組み合わせになります。
また、それぞれにそば湯がつきます。
私は特注割子そば3段を、相方さんは特注割子そば5段を注文しました。
とっくりに入ったそばつゆを直接かけていただきます。
左のそばちょこはそば湯です。
5段は器を重ねた状態もテーブルに並べても迫力があります。
黒いおそばは香りが高く、そばの風味もしっかり感じます。
そばつゆは少し甘めですがダシがしっかりきいていて美味しかったです。
観光中は食事の合間にもお茶をしたり軽食をいただいたりすることが多いので、ランチは3段でも充分お腹が満たされました。
店主の接客も気持ちのよく、日本語が苦手な外国人旅行者にも丁寧にメニューや食べ方の説明されていたのが印象的でした。
ノスタルジックな雰囲気が魅力の「旧大社駅 」
タイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気の旧大社駅。
国の重要文化財に登録されている趣のある駅舎は、明治45年(1912年)国鉄大社駅の開通により建てられ、大正13年(1924年)に改築されました。
JR大社線は1990年に廃止されたため駅舎としての役目は終えましたが、現在は鉄道ファンならずとも人気の観光スポットとなっています。
大正ロマンを感じる電灯に、廃線当時のままの運賃表。
屋根付きのデザインが可愛らしい精算所
歴史を感じる木造の駅舎と少し色あせた水色の椅子のコントラストが素敵な雰囲気。
隣のホームにはSL(D51型蒸気機関車)が展示されています。
鉄道には詳しくないのですが、間近にみるととても迫力があります。
出雲大社からは少し距離がありますが、とてもフォトジェニックな場所で、子供から大人まで楽しめるおすすめの観光スポットです。
さいごに
出雲大社参拝後はご当地グルメの出雲そばをいただき、ノスタルジックな雰囲気の旧大社駅を楽しみました。
この日はあまり混雑なくゆっくりのんびりと観光ができました。
神有月である今月は混雑が予想されます。
行かれる方はぜひ時間に余裕をもってお出かけください。