ヒカルホタル

旅行やお出かけ、グルメ情報をお伝えするブログ

島根県の美肌の湯「玉造温泉」

大手化粧品メーカーのポーラが毎年実施している「美肌県グランプリ」

「いい皮膚の日」とされる11月12日に2018年の結果が発表され、島根県が3年ぶりに1位となりました。

美肌県の島根には、古来より美肌の湯として知られる「玉造温泉」があります。

出雲観光のあとは松江市にある玉造温泉に向かい、老舗の旅館「白石家」に宿泊しました。

まずは玉造温泉について紹介したいと思います。

出雲・松江観光と合わせて訪れたい名湯「玉造温泉」

シジミの産地として有名な島根県の宍道湖。

玉造温泉は宍道湖南岸の山側を流れる玉湯川沿いにあります。

出雲縁結び空港からは車で約30分、出雲大社から約1時間、鳥取の米子鬼太郎空港からは50分ほどの距離です。

奈良時代から賑わった美肌の湯

玉造温泉は奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に記されており、1300年以上もまえから賑わっていたとされる日本最古の湯のひとつです。

『出雲国風土記』には「一度入浴すれば肌が美しく、二度入浴すればあらゆる病が治る」といった内容の記述があり、玉造温泉はその効能から「神の湯」と称されます。

玉造温泉を散策

遊び心のある温泉街入口のサイン

f:id:hikaruhotaru:20181115193721j:plain

宍道湖から玉湯川沿いに車を走らせると分岐があり、温泉街へは右へ入ります。

通り過ぎてしまわぬよう「まよわず右へ」のサインと赤い勾玉をモチーフにしたオブジェがあります。

遊び心があり、赤と緑が目を引く大きなサインはドライバーには助かります。

3箇所ある無料の足湯でほっこり

f:id:hikaruhotaru:20181115194838j:plain

温泉街には道路沿いに屋根付きの足湯が1箇所、川辺に2箇所の無料の足湯があります。

f:id:hikaruhotaru:20181115195812j:plain

川のせせらぎを聴きながら温かい足湯につかってポカポカ温まり、とても気持ちよかったです。

f:id:hikaruhotaru:20181115202544j:plain

足湯の目の前にある小島の中にある石は青めのうの原石で触ると幸せになれると言われています。

f:id:hikaruhotaru:20181115200026j:plain

足湯のそばにはカメラ台が設置されていますので、足湯に浸かりながらがんばって自撮りせずとも写真撮影できます。

願いが叶う「願い石」のある玉作湯神社

f:id:hikaruhotaru:20181115201425j:plain

『出雲国風土記』にも登場する古社。

f:id:hikaruhotaru:20181115201649j:plain

触って祈れば願いが叶うと言われる『願い石』

まがたまの生産が盛んだったこの土地。ある日村人の前にまんまるの自然石が現れました。村人は「石の神様の御神体が現れた」と喜び神社にお奉りしたとの言い伝えが残っています。

縁結びスポット

f:id:hikaruhotaru:20181115203045j:plain

出雲大社からも近い玉造温泉には縁結びのスポットがいくつかあります。

この赤い欄干の宮橋は恋叶い橋と呼ばれています。

橋の近くには「恋来井戸」と呼ばれる井戸があり、鯉のエサを川に投げ込めば鯉(恋)が現れるとか。

お洒落なお店でショッピング

f:id:hikaruhotaru:20181115203737j:plain

古風な雰囲気を残しつつもお洒落なお店がたくさんあります。

美肌の湯をもとにつくられた化粧品や地元素材を使ったスウィーツなど、ショッピングも楽しめます。

さいごに

千年以上も昔から美肌の湯として親しまれる「玉造温泉」

川沿いに旅館やお店が並ぶこじんまりとした温泉街ですが、パワースポット巡りや足湯、ショッピングなど街歩きが楽しめます。

次は宿泊した旅館「白石家」について紹介したいと思います。