皮ごと生でも食べられるかぼちゃ「コリンキー」
村上龍さん、小池栄子さんが経済人を迎えてトークを展開する番組「カンブリア宮殿」7月5日の放送では種子・苗木などの生産や販売、研究開発をされている企業「サカタのタネ」の坂田社長が出演されていました。
ガーデニングブームなどであらためて注目を集めている企業です。
番組内でサカタのタネが開発した野菜の一つとして紹介されていたのが、皮ごと生で食べられるカボチャが「コリンキー」。
どんな味なんだだろう?と気になっていましたが、偶然にも直後に訪れた八百屋さんでコリンキーに出会うことができました。
皮ごと生でも食べられるカボチャ「コリンキー」
サカタのタネが開発し2000年から種の販売を始めた新しいカボチャの品種です。
新しいといっても、開発されてからもう20年近く経つのですね。私は今回の番組をみて初めて知りました。
コリコリしていて黄色いから「コリンキー」なんだそう。名前の付け方がとてもユニークです。
味にくせがないので、サラダや浅漬けなどにも使用できます。
購入したコリンキー
市場内にある八百屋さんで1つ200円程で購入しました。
手のひらより少し大きいサイズ。鮮やかなレモンのような黄色です。
半分に切ってみると中の種はまだ白く柔らかい状態です。
コリンキーを食べてみた
種がもう少し硬くなっているようでしたら種とわたは取り除いたほうが良いようですが、今回購入したコリンキーの種はかなりやわらかくきゅうりのような食感でしたので、このままサラダに入れてみました。
鮮やかな黄色でサラダがパッと華やかになりました。
キュウリのような、なんとなくカボチャのような甘みもあるような、コリンキー自体の味はあまり強くありません。しゃきしゃきの食感と彩りを楽しむといった感じでしょうか。
この日はもう一品、お肉といろいろ野菜のトマト煮に入れてみました。
見た目は煮込んだかぼちゃと同じです。
食べてみると瑞々しさがあり、かぼちゃとズッキーニの間のような食感でした。
別の日には炒め物にも入れてみました。
炒めてもやはりカボチャのようなほんのり甘みがあり、シャッキリ、瑞々しさがありました。
さいごに
日本で開発されたカボチャ「コリンキー」は生でサラダやお漬物としても、煮る、炒めるなどさまざまな調理方法ができる万能なお野菜です。
鮮やかな黄色のお野菜なので、お料理に加えると彩りよく華やかになりますね。
サカタのタネではジャムにもできると紹介されているので、また購入していろいろなレシピを試してみたいと思います。