島根県玉造温泉のおすすめ旅館「白石家」
出雲エリアを観光したあとは松江市へ移動し、宍道湖近くにある「玉造温泉」の老舗旅館に宿泊しました。
素敵なお宿でしたので、紹介したいと思います。
神の湯「玉造温泉」の老舗旅館『白石家』
創業は享保元年(1716年)の300年以上続く老舗の温泉旅館「白石家」
宿泊予約サイト「じゃらん」や「楽天トラベル」などで高評価を得ている人気の旅館です。
じゃらんにて日曜日~月曜日の1泊で予約しましたが、検索した時点で残り1部屋。
ギリギリで予約できました。
チェックイン
館内は絨毯敷きでロビーは広々としています。
錦鯉が泳ぐ素敵なお庭。
チェックイン、チェックアウトの時間帯はフリードリンクコーナーが用意され、自由に飲み物をいただくことができます。
温かいスープとお蕎麦を揚げたお茶請け。
夕方の到着時は外が少し冷えてきていたので、温かいスープを頂くとほっとしました。
浴衣コーナーがあり、 女性限定なりますが好きな浴衣と帯を選べます。
男性の浴衣はお部屋に用意されています。
ドリンクを飲み終えるころ、担当の仲居さんがいらっしゃり、お部屋へ通されました。
ロビーの先の一角はギャラリーとなっており、エミール・ガレとルネ・ラリックの作品が展示されています。
お部屋
こちらは8畳のスタンダートタイプのお部屋です。
2人には充分すぎる広さです。
建物の古さはありますが、エアコンやトイレなどは新しく、洗面台はピカピカに磨かれていてとても清潔に保たれていました。
仲居さんにはお茶まで入れていただき、お茶をいただきながらお部屋とやお風呂など館内の説明を聞きました。
笑顔が素敵な仲居さんで、とても丁寧に説明してくださいました。
山陰地方の銘菓「因幡の白うさぎ」を初めていただきましたが、しっとりとしていてとても美味しかったです。
美肌の湯
(お風呂の写真はじゃらんnetより)
お風呂は1階の黒御影石大浴場と2階の総檜造り風呂の2ヶ所で男女入替制です。
到着した日は2階の総檜造り風呂が女性用のお風呂でした。
檜の香りとちょうど良い湯加減でゆっくり浸かれました。
翌日朝は1階が女性用のお風呂になります。
こちらは1階の露天風呂。
朝食後に入りに行ったところ私のみで思いがけず貸しきり状態に。
静かで贅沢な時間を過ごすことができました。
夕食
予約した食事プランは「秋桜プレミアム会席 奥出雲豚豆乳鍋×和牛鉄板」で、全9品になります。
秋の彩り二種盛りは和と洋の組み合わせ。
出雲そばは温かいそばつゆでいただきました。
初めていただいた南瓜茶碗蒸し。滑らかな茶碗蒸しの底には南瓜のペーストが入っていて自然な甘さです。
奥出雲豚の豆乳鍋。
豚肉は柔らかく甘みがあり、お出汁もおいしく体が温まりました。
和牛サーロインステーキは卓上に用意された鉄板で焼いていただきます。
お肉はやわらかくて脂も甘く、おいしかったです。
厚みのあるお肉で食べ応えがありました。
秋野菜の天婦羅。お魚と栗やさつまいもなど秋の味覚を堪能しました。
初めていただいた柿の天婦羅は柿の甘さがより引き立っていてスウィーツのようでした。
魚のつみれ赤出汁仕立て、蜆と茸の炊き込み御飯
赤出汁のやさしい味わいの汁物。
そして地元宍道湖名産の蜆のご飯は風味豊かで蜆のうまみを味わえました。
デザートは特製たましらプリン。
すでにお腹いっぱいでしたが、やはり甘いものは別腹。
程よい甘さにとろける食感で見事に完食。
最後まで美味しく頂きました。
縁結びライブショー
毎晩20時30分より1階ロビーにて「白石家一座」の上演する安来節民謡ショーが開かれます。
民謡に合わせて花傘踊りやどじょうすくいなどが披露され、旅の気分を盛り上げます。
生演奏と踊りはなかなか観る機会がないので、良い旅の思い出になりました。
朝食
夕食と同じ場所で、朝食はビュッフェ形式になっています。
ヘルシーな和食から洋食まで品数は豊富でした。
宍道湖産の蜆のお味噌汁がとても美味しかったです。
目の前で調理される焼き立てフレンチトーストやふわふわスフレタイプのパンケーキなどもあります。
ちょっと欲張って食べ過ぎてしまいました。
日曜や平日はリーズナブルに宿泊できる
日曜日泊の1泊2食付きで今回予約したプランは1人1万円!
じゃらんの3,000円クーポンがあったので、実質1万円以下で宿泊できました。
担当の仲居さんがつく旅館でこのお値段はとってもリーズナブルだと思います。
通常は2万円前後のプランが中心のようですが、日曜日や平日はお得なプランが用意されています。
さいごに
玉造温泉の老舗旅館「白石家」
美肌の湯の温泉はもちろん、気持ちの良い丁寧な接客や充分なボリュームのお食事でこのお値段で本当に良いの?と思うくらい大変満足な滞在でした。
ぜひまた宿泊したいと思う、おすすめのお宿です。