【台湾・台南旅行】台南市街地の観光スポット
2泊3日の台南旅行。
港町の安平エリアを観光したあとは、台南中心部を観光しました。
訪れた台南市街の観光スポットを紹介します。
赤崁樓
国定古跡の「赤崁樓」
1653年に当時台湾南部を占領したオランダ人によって軍事要塞として建てられ、当時はプロヴィンティア城と呼ばれていました。
日本統治時代には陸軍病院として利用されました。
現在は台南のランドマーク的存在として街中に静かに佇んでいます。
参観時間:8:30~21:30
入場料:大人50元、子供25元
林百貨店
林百貨店は日本統治時代の1932年に山口県出身の林方一氏によって創業した百貨店です。
当時は台南で唯一近代的なエレベーターを備えていた建物であり、目の前の通りは「銀座通り」と呼ばれていたそうです。
近年修復工事が行われ、2014年に台南の特産品などを揃える「林百貨店」として営業を再開しました。
当時の面影を残す落ち着いた雰囲気の店内。
上階には素敵なカフェがあります。
台南の特産品がずらりと並び、お土産の購入におすすめの場所です。
林百貨店オリジナル商品も多数あります。
お土産に箱のデザインがカラフルでかわいい林百貨店オリジナルのパイナップルケーキを購入しました。
大きくずっしりとしたパイナップルケーキ。甘すぎず比較的サッパリした味です。
神農街
ノスタルジックな雰囲気の街並みが人気のエリア「神農街」
歴史を感じる建物に、古民家を改装したお洒落なカフェなどが混じりあう素敵な通りです。
市場
庶民の台所である市場は台南らしさを見ることができる楽しい観光スポットです。
- 水仙宮市場
神農街のすぐ東にある水仙宮市場
野菜やお肉、干物、お菓子や雑貨、洋服屋さん、靴屋さんとにかく様々な品が所狭しと売られています。
海に面した台南らしく、新鮮な海産物がたくさん並んでいました。
場所によっては生々しい鶏肉(顔や足付き)のすぐ横のワゴンで少しギャル風ファッションの洋服が販売されていたり、なかなかすごい取り合わせのお店もみられました。
- 永楽市場
水仙宮市場のすぐ東隣にある「永楽市場」
水仙宮市場と比べ、こちらは観光客も利用できる飲食店が多くあります。
特に有名なお店の前には行列ができていてとても賑やかです。
- 鴨母寮市場
赤崁樓の北側に位置する「鴨母寮市場」は上記2つの市場よりローカル色のより強い市場です。
今回の旅行では時間の関係でじっくりみることはできませんでしたが、宿泊したゲストハウスでこの市場の人気店「彩鳳」の蝦仁肉園をいただけました。
美味しいローカルグルメに出会える市場です。
新美街
赤崁樓の西にある新美街。
かつてお米を売るお店が多かったことから別名“米街”とも呼ばれています。
壁アート作品
新美街の路地には壁を利用したアート作品が点在しています。
このような歴史を感じる商店もあればすぐそばに新しく今時なカフェもあり新旧が入り混じる路地歩きが楽しいエリアです。
寺社巡り
- 大天后宮
台湾で唯一清朝時代に政府が建造し祭祀を行った媽祖廟(まそびょう:航海安全の守護神をまつる社)で、国定史跡となっています。
- 開基武廟原正殿
壁アート作品の近くにある開基武廟原正殿。
こじんまりとした寺院にみえますが、奥に広く長く続いています。
- 祀典武廟
創建は1665年と台湾で最も早い時期に建てられた関帝廟の「祀典武廟」
現在修復中で道路沿いはこのように覆われています。
さまざまな神様が祀られていますが、中でも観光客に人気は縁結びの神様「月下老人」
月下老人に手紙を送ることのできるポストが設置されています。
さいごに
こじんまりとしている台南はランドマークである赤崁樓や市場は徒歩でまわることができるので半日程度でも充分に観光を楽しむことができます。
趣きのある狭い路地や小さな社殿など街歩きが楽しい台湾の古都でした。