【オーストリア/ウィーン】ウィーンで訪れた観光スポット~後編~
2018年のゴールデンウィークは中欧旅行に行ってきました。
前編に続き、ウィーンで訪れた観光スポットを紹介します。
前編はこちら
シェーンブルン宮殿
世界遺産に登録されている中央ヨーロッパを統治していたハプスブルグ家の繁栄を象徴する宮殿です。
とても広く見所も多いのでここだけの観光で半日はかかりました。
こちらのようにグリーンカーテンになっている場所も少しありますが、広い敷地内は日陰が少ないので暑い季節は熱中症に注意が必要です。
宮殿
1441室もの部屋があり、見学できるのは40室です。
ウィーンパスでは40室全てを見学できるグランドツアーで日本語のオーディオガイドが利用できます。ツアーといっても、個人でオーディオガイドを聞きながらまわります。
ウィーンパスでもこちらは入場チケットの引き換えが必要になりますので、まずチケットセンターに立ち寄ります。
宮殿内は撮影禁止のため写真はありませんが、フランスのヴェルサイユ宮殿にも負けず劣らずゴージャスな部屋の数々です。
ローマの遺跡
ネプチューンの泉
グロリエッテ
1775年に建造された記念碑です。ウィーンパスで入場でき、上部まで上れます。
グロリエッテの上からみた宮殿とウィーンの街並み。
とにかく広い宮殿の敷地。大きな宮殿が遠く小さく見えます。
夏日にこの距離を歩くのは体力がいります。
動物園
宮殿の敷地内には1752年に創設された世界最古の動物園があり、約700種類の動物が飼育されています。
こちらもウィーンパスで入場できます。
眠そうにうとうとしていたコアラ
パンダもいました
2本足でぴーんと立っているおさるさん。
ベンチにはなんと「見ざる聞かざる言わざる」のオブジェがありました。
まさかウィーンの動物園でみるなんて、とても意外な出会いでした。
ウィーンパスを購入していなかったらおそらく動物園には入らなかったと思いますが、入ってみると想像以上に動物の種類が多く立派な動物園でとても楽しかったです。
大温室
こちらもウィーンパスで入場できます。
1882年に建設された温室はクラシックな造りの素敵な建物です。
カラフルなお花などとても綺麗でしたが、日差しが強く気温も30度くらいあったこの日に温室にいるのはちょっと厳しかったです。寒い時期のほうがゆっくり見られそうです。
馬車博物館
写真はありませんが、皇族が使用していた馬車が多数展示されています。
映画の中で貴族が乗る馬車をみることはありますが、実際に使用されていた馬車をみると大きく迫力がありました。
シュトゥルーデル・ショウ Strudelshow
ウィーンの伝統的なアップルパイケーキ「アプフェルシュトゥルーデル」を作るショーが宮殿内のカフェでみることができます。
ウィーンパスがあるとミニサイズのアップルパイが無料でいただけます。ドリンク類は有料になります。
目の前でアップルパイ作りの実演をみることができます。
ピザ生地のように回しながら投げて広げたり、生地を驚くほど薄くのばすなど職人技を楽しくみせてくれます。
ウィーンパスを持っていなかったらこのショーがあることにも気づかなかったかもしれませんが、敷地が広大でたくさん歩く宮殿観光でとても良い休憩タイムとなりました。ショーは楽しく、アップルパイも美味しいのでおすすめの観光スポットです。
ベルヴェデーレ宮殿
ハプスブルグ家に仕えた貴族が建てた夏の離宮です。
長く広い庭園にはスフィンクスのような像がありました。
宮殿内はやはりゴージャス。壁も柱も天井も全てが美しかったです。
フンデルトヴァッサーの建築
ウィーンのガウディとよばれた建築家フンデルトヴァッサーの建築がウィーン市内にあります。
フンデルトヴァッサーハウス
住宅街を歩いていると、異彩を放つ建物が現れます。
とても自由な発想で塗られた壁。なんだか不思議の世界に迷い込んだような気分になrました。
クンストハウス・ウィーン
フンデルトヴァッサーが設計した美術館です。
ウィーンパスで入場できますが、時間が足りず最終日の朝に外観だけ見に行きました。
こちらもユニークで面白い建物です。
さいごに
ウィーン観光では、中央ヨーロッパを統治していたハプスブルグ家の豪華な宮殿や宝物に圧倒されました。
宮殿やオペラ座などウィーンらしい観光スポットはもちろん、動物園や遊園地、アップルパイ作りのショーや近代建築など意外な場所でも観光を楽しむことができ、大変充実した旅行となりました。
ウィーンはぜひまた訪れたい街のひとつです。
また、今回は断念しましたがぜひ機会があればザルツブルグも訪れてみたいです。