ヒカルホタル

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【オーストリア/ウィーン】ウィーン観光に便利な「ウィーンパス」の購入と受取方法

たくさんの見所があるオーストリアのウィーン。

ウィーン市内の主要な観光地を巡るのに便利なウィーンパス(VIENNA PASS)について紹介します。

ウィーンパス(VIENNA PASS)の紹介

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ウィーンパスの概要

ウィーンパスを購入すると、60以上の主要な観光スポットがフリーになります。

一部チケットの引き換えが必要な場所もありますが、基本的に各施設を訪れる度にチケットを購入する手間がなくとてもスムーズ入場できます。

また、ウィーンパスのファストレーンがある施設では、混雑時も入場の列に並ばずに入ることができるので効率よく観光をすることができます。

市内観光バスHOP ON HOP OFF(ホップオンホップオフ)にもフリーで乗車できます。

ウィーンパスが使える施設

シェーンブルン宮殿、シュテファン寺院、ベルヴェデーレ宮殿、王宮、国立図書館、美術史博物館などウィーン観光の主な施設が対象となっています。

詳細は以下のウィーンパス公式サイトより確認できます。

Vienna Attractions - Free Entry With The Vienna PASS

入場チケットの引き換えが必要だった場所

大概の施設はそのまま入場できましたが、私が訪れた中ではシェーブルン宮殿の宮殿と、ホーフブルグ(王宮)の国立図書館ではチケットの引き換えが必要でした。

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シェーンブルグ宮殿のチケット引換所

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美術館のように美しい国立図書館

ウィーンパスの購入先

ウィーンパス公式webサイトや代理店のwebサイトより購入できます。

  • ウィーンパス公式サイト

https://www.viennapass.com/

  • 現地オプショナルツアー予約サイト Veltra(ベルトラ)

VELTRA|ウィーンパス(Vienna Pass)<2日・3日間有効>

  • 宿泊予約サイト Expedia(エクスペディア)

無料入場付きのウィーン パス

ウィーンパスの受取り場所

ウィーンパスの受取は市内のカスタマーセンターと空港の2箇所となります。

・ウィーン市内のウィーンパスカスタマーセンター

・ウィーン空港の専用デスク ※

 ※空港での受取はウィーンパス公式サイトから予約した場合のみ可能です。

営業時間は曜日や時期によって異なりますので、事前に公式サイトにて確認しておきましょう。

Vienna PASS Shipping + Collection

ウィーンパスを購入したほうが良い?

旅のスタイルによって向き、不向きがあるチケットだと思いますが、使ってみた感想としては2~3日でたくさんの施設をまわりたい方は購入して損はないと思います。

向いている人

  • 短期間にたくさんの観光地を巡りたい人。
  • できるだけ並ばずに効率よく観光地を巡りたい人。

向いていない人

  • 1日にいくつもの観光地を巡るは難しいと思う人。
  • 目的の観光地を絞り、ひとつひとつゆっくり時間をかけて訪れたい人。
  • 有料の施設の中には入らず、外観のみ見る人。

ウィーンパスを使用した感想

私はウィーンパスを購入してとても良かったです。

訪れる施設毎に都度入場料を支払う必要がなく、パスを提示してバーコードを読み取ってもらうだけで入場できるのでとても楽ちんです。

そこまで急いで観光地をまわったつもりはないのですが、旅行後に計算してみたところ、チケットを施設毎に購入するよりも数十ユーロ分は得をしていました。

ホップオンホップオフバスもタイミングよく乗れれば景色を楽しみながら観光地を効率よくまわれまるので便利でした。

ウィーンパスを購入したサイト「ベルトラ」

ウィーンパスは、オプショナルツアー予約サイト「VELTRA」(ベルトラ)で購入しました。

私は海外旅行の航空券やホテルを個人手配するスタイルなので、現地ツアーを予約したいときにベルトラを利用することがあります。

ベルトラではツアーやアクティビティだけでなく、ウィーンパスのようにチケットのみの取り扱いもされています。

VELTRA|ウィーンパス(Vienna Pass)<2日・3日間有効>

公式サイトは日本語に対応していませんが、ベルトラ経由だと日本語で予約可能ですし、質問があれば日本語で問い合わせることもできますので語学に不安がある方も安心して購入できます。

ウィーン市内の交通機関が乗り放題になるトラベルカードとのセット販売もあり、こちらは割引きがあるので公式サイトより少しお得に購入できます。

VELTRA|ウィーンパス(Vienna Pass)+トラベルカード(Travel Card)<2日・3日間有効>

私はベルトラで2日券とトラベルカード48時間券のセットを102.3ユーロで購入しました。

正規料金は、114ユーロ(ウィーンパス2日券89ユーロ、トラベルカード2日券25ユーロ)でしたので、ベルトラで購入すると11.7ユーロお得でした。

※2018年4月時点。

11月現在、ベルトラの2日券とトラベルカード48時間券のセットは103.1ユーロとなっています。

ベルトラなど代理店で購入した場合、受け取り場所はウィーン市内の引換所のみになります。空港では引き換えられませんので、ご注意ください。

ウィーンパスの受取り

カスタマーセンターへの行き方

ウィーンパスのカスタマーセンターは地下鉄Karlsplatz駅の地下通路にあります。

オペラ座横のエスカレーターで地下通路に降りるとパン屋さんANKERがあります。

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円形のお店に沿って歩くとパン屋さんの向かいにあるウィーンパス・チケットオフィスを見つけられます。

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チケットを受け取る

オフィスのスタッフにプリントアウトしたバウチャーと写真つきのID(パスポートなど)を提示します。

利用できる施設をまとめた冊子、観光バスHOP ON HOP OFFのルートマップが貰えます。

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利用案内の冊子と観光バスのルートマップ

ウィーンパスの裏面に名前と使用開始日・終了日を記入します。

スタッフが確認の上、ストラップ付のパスケースに入れて渡されます。

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まとめ

ウィーン観光で短期間に多くの施設を巡りたい方には便利なウィーンパス。私は購入してみてとてもお得に感じました。

いくつもの観光地を巡る際に、都度お財布を出して入場料を払うことや列に並ぶストレスもなく、とてもスムーズで快適でした。

これからウィーン観光に行かれる予定でたくさんの観光地をまわりたいとお考えの方はウィーンパスを利用されてみてはいかがでしょうか。